ミャンマー 黄金のパゴダと黄金色の飲み物のカンケイ

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こんにちは!ビルマ語専攻卒業生のネチです。

今回はおそらく皆さんにはなじみの薄い、ミャンマーのお酒事情について紹介させていただきます。

とはいえ、そもそもミャンマーの食べ物自体にピンとこな方も多いかもしれませんね。

ミャンマーフードは、スパイシー&オイリーなところが特徴。

ミャンマーカレー

モヒンガー

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食べられないほど辛いということはありませんが、にんにくや魚醤が効いたお料理の数々はご飯の進むお味です。

そして、スパイシーで脂っこい料理、照りつける太陽、青い空、とくれば、飲むものはあれしかありませんね。

そう、ビールです!!

ミャンマー料理はビールとの相性が抜群にいいんです!

ミャンマーにはいくつかビールのブランドがありますが、中でも有名なのがこのミャンマービール。 beer-family

ミャンマーの飲み屋さんにはこのミャンマービールのポスターがよく掲げられています。

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↑分かりにくくて恐縮ですが、ミャンマーの飲み屋さんの写真です。

開店前のため店員さんしか写っていませんが、後ろにミャンマービールのポスターがたくさん写り込んでいるのがわかるでしょうか。

日本のミャンマー料理レストランでも、現地のお酒というと、だいたいこのミャンマービールが出てきます。

南国のビールらしいさっぱりした軽い口当たりでありながら、一方でどっしりした香ばしい苦味を感じることのできる逸品。

諸外国のビールの賞をいくつも受賞しているらしいのですが納得のお味です。

しかし、このビールがミャンマーの人のソウルドリンクかというとちょっと事情が変わってきます。

実はミャンマーの人はそこまでビールを飲みません。というか、お酒を一般的にあまり飲まないといわれています。

なぜか?ミャンマー人の大多数を占める上座部仏教がその理由としてよく挙げられます。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

上座部仏教では、信者が守るべき生活のルールとして、不殺生などと並んで「不飲酒」が示されているんですね。

破ると何か罰則を課せられるという筋のきまりではないので、飲む、飲まないはあくまでも個人の考え方の問題ですが(だから都市部にはそれなりに飲み屋さんが存在するのですが)、敬虔な仏教徒の多いミャンマー社会では、そういった宗教的な価値観から、お酒を飲む習慣があまり根付いていない、と言われます。

その代わりにミャンマーでは、屋台で気軽に買えるお菓子や新鮮な果物、そして砂糖とミルクのたっぷり入ったあまーい紅茶が仲間や恋人との語らいの場に花を添えることが多いようです。

ただし、ミャンマーの人の価値観が、今後政治や経済情勢とともにどんどん変わっていく可能性は否定できません。

ここ数年でミャンマーの社会情勢は大きく変動しています。

経済的にほぼ鎖国状態だった状況から一転、現在では日本の経済紙もミャンマー情報を熱心に載せるほど。

外国人滞在者も都市部を中心にかなり増えている、と耳にします。外国人や外国人と仕事をする人を中心に、お酒を飲む場所や機会も増えるであろうことは想像に難くありません。 今後のミャンマー情勢とミャンマーのお酒事情に引き続き注目していきたいと思います!

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