アンゴラ(アフリカ)お酒事情

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先日のケニアに続き、アフリカ第2弾!
「アンゴラ(Angola)」
↑↑Angoraウサギの国ではないですよ~。ウサギさんはトルコやメキシコ原産です^^

前回はケニアビール「タスカ」でしたね。
では今日は角度を変えて、「地元」のお酒♪

まずは、アルコール生産国としてのアフリカ。
ぱっと思い浮かぶのは、きっと「南アフリカ共和国」くらいではないでしょうか。
日本でもすっかり定着している世界有数のワイン山地の南アフリカ。
最近はチリやオーストラリアと並び、世界的地位も確立しています。

では、他に出てきますか?
まだまだあります。
植民地時代の影響もありアルジェリア、モロッコ、チュニジアはワイン産業が活発です。
そして、ビールの歴史。
これも実はアフリカがスタートと言われています。
エジプトでは紀元前2800年頃の文献に「オリシス神がここにビール王が王朝を建てた」と記され、ビールは通貨として流通し、巨大ピラミッド建設の労働者への報酬もビールで支払われていたそうです。

ではでは、もっと深く探って、日本で作っていないお酒シリーズでは?
あります、あります。各地に珍酒があります。

【チュニジア】ブッハ いちじくの蒸留酒。甘くて女性向き。
【ルワンダ】ムバンザ バナナの蒸留酒。完熟バナナの濃厚な甘さ。
【ケニア】ケニアケーン サトウキビの蒸留酒。
【タンザニア】ウランギ 竹の子の樹液

スクリーンショット 2014-07-20 14.30.19 スクリーンショット 2014-07-20 14.30.27
【チュニジア】ブッハ   【ルワンダ】ムバンザ

ではでは、今回スポットを当てる「アンゴラ」の地元酒をご紹介!
(なぜアンゴラか。今ここの駐日大使館で勤めているのでPRも兼ねて^^v)

「椰子酒」をご紹介します!
(アンゴラ北部で「Maruvo」と言います。)

椰子!? そう、南国といえば真っ先に思い浮かぶ、あのヤシの樹液を発酵させて造る蒸留酒。別名palm wine。うん、アルファベット表記にすると、おしゃれ~♪

作り方はいたって簡単。
樹液を絞って放置するとお酒に変身していくそうです。

絞りたての新鮮な樹液は茶色、それが時間の経過と共にもともと含まれている酵母が増殖し、甘く、青みのかかった乳白色をした発泡性の椰子酒に変身。
なんとこの変色、半日で起こってしまうそうです。取れたては2%くらいですが、1週間もすると20度近くになるそう!(本当かなと半信半疑ですが、当外交官曰く「侮るなかれw」)

その他、この椰子酒について当館アンゴラ外交官情報によると、こんな感じ。
◇椰子酒は午前中に採取すべき!昼以降に収穫したものは苦みが強い。
◇取れたての椰子酒が一番美味しく、ちょうどのホロ酔い気分になれるアルコール度数 (2%)
昔は、いい1日のスタートのために仕事前にひっかけていく人が多かった。
◇24時間過ぎるとどんどん白濁していきアルコール度数が上がるから、すぐ飲み干すべし!
↓1週間発酵した椰子酒。空気と触れると発酵が進むのでペットボトルに満杯に入れて空気抜いて売る。しかし、頻繁に発酵爆発が町で発生!だから栓はゆるゆるで売られていることが大半。

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なんとも素朴なお酒です。
この椰子酒、実は南部アフリカやアジアの各国の椰子の木がある地域で造られているお酒。
旅することがあれば是非挑戦してみてください。

でも、甘い香りと爽やかな口当たりについつい何杯もなんてNo、Noです。
アルコール度数高いです!!!要注意!!

なお、アフリカの珍酒は日本では流通しておらず購入できません。
紹介しておきながら、残念。
夏休みは、アフリカへLet’s Go!