アフリカ、ケニアのお酒、タスカー

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元beerpartyスタッフ、ベトナム語科卒の米田です!ケニアの首都ナイロビからお送りします。

さて、「アフリカのお酒について紹介」といっても、アフリカ大陸には54の国があって、人口は11億人、面積も巨大で、一言では言い表せません。どのくらい巨大かと言うと、アメリカ、中国、インド、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ベルギー、UK、日本がすっぽり入ってしまうくらい大きいです。日本が中心のメルカトル図法の地図からは想像がつかないくらい巨大。。。

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(出所:The True Size of Africa)

この巨大なアフリカ大陸に住む11億人の人たちが、どのくらいお酒を飲んでいるかというと、一人当たり年間6リットルのアルコールを消費しています。世界では一人当たり年間6.2リットルのアルコールが消費されているので、アフリカの人々も”世界並み”にお酒を楽しんでいます。
WHOのアルコール消費マップで、アフリカ大陸を地域別に見てみると、イスラム教徒の多い北アフリカではアルコール消費量が少なく、経済の発展している南アフリカ(11リットル)、ナイジェリア(10リットル)では消費量が多い点も興味深いです。
ちなみに、日本では一人当たり年間7.2リットル、今僕が住んでいるケニアでは、一人当たり年間4.3リットルのアルコールが消費されています。マップ上、明らかに色の濃いロシアでは、一人当たり年間15リットルのアルコールが消費されているようです。ロシア語科の皆さん、留学中はやはりウォッカを片手にロシア語をマスターされたんでしょうか。。。
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(出所:WHO「Global status report on alcohol and health 2014」)
実際にケニアの首都ナイロビに住んでみると、レストランやホテルで多くの人がビールやワインを飲んでいて、ケニア人のライフスタイルにもお酒の文化が浸透していることを実感します。

「ニャマチョマを食べながらビールを飲むのがケニアンスタイルだ!」というケニア人のおっちゃんも多いです。ニャマチョマは焼き肉のことで、スワヒリ語でニャマが「肉」、チョマが「焼き」です。ニャマチョマはケニアの代表的な料理で、といっても骨付き牛肉を焼いて塩をふっただけのBBQなのですが、ビールとの相性は抜群です。

ニャマチョマにビールがよく合うからでしょうか?、ケニア人はよくビールを飲みます。アルコール消費量に占めるビールの割合を見ると、ケニアでは56パーセントと半数以上をビールが占めています。日本では日本酒や焼酎文化が発達していてお酒の選択肢が多いからでしょうか、SPIRITSが52パーセントを占めていて、ビールの占める割合は19パーセントです。
type of alcoholic beverage
(出所:WHO「Global status report on alcohol and health 2014」)
ケニアで一番よく飲まれているビールは、象のラベルのタスカーです。タスカーは東アフリカで最も歴史あるブランドで、赤道直下の気候でも育つ特殊な大麦の麦芽から作られています。ケニアではビール=タスカーと言われるほどシェアが高く、タスカーを置いていないレストランはないほどです。スーパーマーケットへ行くと、500ミリリットルのタスカーが120ケニアシリング(140円程度)で手に入ります。ビール好きにはうれしいリーズナブルな価格ですよね。ケニアにお越しの際にはぜひお試しください!!!

Tusker

2007年ベトナム語科卒 米田